40代からネイリストになるのは無理ですか? 

お悩み

こんにちは。Muunです☆

年齢を重ねて、ネイリストになりたい方もいらっしゃると思います。

ネイリストの仕事に興味があるけれど、踏み切れない気持ちもとても理解できますが、結論から言うと、やる気次第

私はたくさんのネイリストの方と出会ってきましたので、実話をもとに40代からネイリストになれるのか、また、どんな苦労があるのかなどをまとめました。

ネイルスクール通うべき?

仕事や子育てで、時間確保ことが難しかったりすることもあると思います。

それでも、ネイリストになりたいという気持ちがあるのなら、少しずつでも挑戦してみることをおすすめします。

ネイリストになる為のステップとしては、以下のような方法が考えられます。

どのくらい本気でやるかにもよりますが、40代からはじめる場合、ネイルスクールで学ぶのがおすすめです。

遠回りする時間がもったいないので、上手い人に教えて貰って、基礎を固めるのが一番の近道だからです。

基礎知識を習得する方法メリットデメリット
独学費用を抑えられて時間が自由正しい基礎を学びにくい
ネイルスクール正しい知識と仲間が得られる高額になりやすい
専門学校美容全般を学べる時間がかかる
ネイルサロンで未経験として働くアシスタントをしながら実践何もできなすぎて辛い
通信教育自宅で隙間時間にできる自分に甘くなる
職業訓練低額で検定に向けてのカリキュラムが学べる行ける人は限られる

お休みは?

ネイリストは土日祝を含めたシフト制が一般的です。

ですが、日曜定休日のサロンもありますし、週2勤務や早番だけの勤務など相談すれば融通が聞く場合も今はけっこうあります。

ただし、一般的な会社員よりも少なく、年の休みは100日に満たないこともあります。

そして1番問題なのが急には休めないこと。

サロンは基本予約制で、次回予約を入れる方も多いです。

どんな理由でも急に休むとなったらおおごとなのです。

他のスタッフに任せられるなら良いのですが、上手くは収まりません。

お客様も、その日にネイルをしたい理由があります。

予約をずらして頂けないか、謝ってお願いするのみ。

私もインフルエンザや胃腸炎になったときは、大変でした。

指名の方には、具合が悪いなか自分で連絡をいれます。

仲の良いかたでしたから、快く移動してくださいますので関係構築と体調管理は大切ですね。

体力いるよね?

ネイリストって、体力勝負なことが多いです。

サロンの方針にもよりますが、私が働いてきたサロンのなかで1番過酷だったところと、優雅だったところをお伝えします。

アグレッシブなオーナーのサロンで休憩というものは存在しませんでした。

自分の空き時間にパンかじったり、おにぎりを早食いしたり。

予約もつめつめで、サロン閉店時間で帰れることは稀でした。

自分の予約がないときは誰かのヘルプをするので働きづめのサロンでした。

お金持ちオーナーが趣味でやっていたサロンでは、ゆったりの1時間休憩+15分休憩。

しかもハーブティ飲み放題。

予約はゆったり、8時間勤務で閉店時間きっちりに帰れる予約の取り方。

たまに、オーナーが急に現れて「私のネイルやって」というサロンでした。

わたしの経験から、最初は忙しいサロンで働くほうが勉強になるし成長も早いと思います。いろんな形の爪や、病気の爪の対処法、予約ミスなど、とにかくいろんな経験値が増えて解決方法がわかるようになるからです。ただ、肩凝るし、腰も痛い、首も目も痛い。。。ってなります。

でも大丈夫です、楽しいが上回れば!

上司は年下?

おそらく20代くらいの若い上司に教えていただくことになると思います。

私も20代でアラフォーの方の教育係りになりました。

私は、年齢は関係ないと思っていて、大切なのは一生懸命やっているかどうかでした。

ネイリストは年齢も背景もさまざまなことが多いので、年齢を気にする必要はないのではないかと思います。

40代の勉強中のかた何人も見てきました。

注意点は、お客さまに接客すると新人さんなのにベテランだと思われます。(笑)

お給料は?

ネイリストのお給料は、高くないです。

正直、1人で生きて行くのはしんどいと思います。

実家暮らしや、一緒に暮らしている人がいる、蓄えがあるなど生活の基盤は必要かなと思います。

サロンで働く場合さまざまですが、時給のところ、社員で定額のところ、低い基本給+歩合のところなどです。

収入を上げる場合、サロンでマネージャーになったり、独立してスタッフを雇ったり、自宅で家賃をかけずネイルサロンにしたりすれば、かなり違ってきます。

最後に

あなたはネイリストとしてサロンで働きたいのか、独立したいのかなど決めていますか?

私が一緒に働いた40代前後のかたは、ほぼ独立が目的でした。

もし本気でネイリストの道へ進むのであれば、早く行動をした方たちが成功しているように見えます。

独立すれば、自分の好きな世界観を作れますし、好きなペースで働けます。

リピーターがつけば安定します。

講師の資格をとってスクールもできます。

出張ネイルもできます。

最近は集客も手伝ってくれるネイリストへの場所貸しもあります。

世界中どこでも働けます。

ネイリストの未来は思っている以上に多彩だと思います。

わたしは他の世界も見たくて一旦ネイルを離れていますが、やる気次第でどうにでもできるものだなと元同僚を見て思います。

あなたらしい世界観を見つけて、一歩ずつ未来を描いていきましょう。