【初心者必見!】証券口座開設で忘れてはいけない3つの設定

お金と投資

こんにちは。証券会社へ転職した、元ネイリストのMuunです☆

最近、若い世代の投資が当たり前になりつつありますよね。

この記事は、証券会社で働いていてわたし自信が大切だと感じた内容です。

お客さまに対して、「この設定やっておけばよかったのに〜(涙)」と思った3つを、なるべく噛み砕いて説明してみようと思います。

投資を始めたばかりの方や、これから始めてみたい方へぜひ知っておいてほしいです。

1.特定口座(源泉徴収あり)を申し込む

証券口座を開設する時に「特定口座」を申し込む

理由:1年間の損益を自動で計算してくれる

証券口座で開設されるのは「一般口座」です。

特定口座を開設せず「一般口座」で株などの取引をした場合、1年間の損得計算をすべてご自身で行うことになります。

「一般口座」で買ったものを後から「特定口座」や「NISA」口座へ移動させることはできません。

ちなみに、証券口座を開設しても、自動で「特定口座」や「NISA口座」が開設されません。ご自身で申し込みが必要です。

【まめ知識】特定口座で取引した分は、翌年1月中頃に損益計算をまとめたものを出してもらえます。これを元に確定申告も可能です。

源泉徴収ありを選択する

特定口座申込みの際に「源泉徴収あり」か「源泉徴収なし」の選択をするのですが、「源泉徴収あり」をお勧めします。

理由:特定口座での取引分に対して、必要な税金の徴収から納付までしてくれるので原則、確定申告が不要になる

特定口座では取引のつど、税金を徴収したり還付したりします。

利益が出ていれば税金を徴収し、損した場合は利益と相殺してくれます。

さらに、税金を払いすぎていたら還付してくれます。

よって、特定口座(源泉徴収あり)の設定にしておけば、確定申告は不要となります。

「源泉徴収なし」を選んだ場合、税金の徴収は行われませんので自身の収入や状況などに合わせて確定申告するか否か判断が必要です。

また、所得税の申告が不要になった場合でも住民税は申告が必要です。注意しましょう。

【まめ知識】特定口座(源泉徴収あり)でも確定申告を行ういくつかのケースがあります。

⚫︎年間トータルで損となってしまい、翌年の利益と相殺したいとき

⚫︎一般口座や、他の証券口座と損益を通算させたいとき

⚫︎年間トータルの損と、配当金を損益通算させたいとき

他にもありますが、個々にいろんなパターンがありますのでご自身で確認が必要です。

2.NISA口座を申込む

証券口座を開設する工程で「NISA口座」の申込みを問われます。

こちらも申込むことをおすすめします。

理由:無料で開設できて税金が関係なくなるから

「一般口座」と「特定口座」では、株などを売った時に利益が出ていると税金を払わなければいけません。

それに対して「NISA口座」では、株などを売って利益が出ても税金は関係ないので払う必要はありません。まるっと手元に残ります。

NISAは2014年から始まった制度ですが、投資を頑張って老後のお金は自分で貯めてね♡とゆう政府の思いがあるとかないとか。

是非、活用していきましょうね。

【まめ知識】NISAは税金の計算をしないため、損が出ても利益と損益通算できません。

特定口座のように損の繰越しもできませんので頭に入れておきましょう。

3.株式数比例配分方式を選択する

これは、株の配当金を証券口座で受け取るということです。

配当金の受取り方法は、他にもありますが、「株式数比例配分方式」の選択をおすすめします。

理由:NISA口座で買った株の配当金から、税金が引かれなくてお得

証券口座で配当金を受け取るので、NISAとして非課税処理ができます。

それに対して、銀行や郵便局で配当金を受け取ると、NISAでの非課税処理ができないため、通常通り20.315%の税金が引かれてしまいます。

NISAを利用して株を保有する場合はぜひ活用しましょう。

まとめ

証券口座開設の時に何か聞かれているけどよくわからない。

そんな悩みを少しずつ解決していけば、スムーズに投資をはじめられますよね。

わたし自身の経験も踏まえて、お役に立てれば幸いです。

今回は、証券口座開設時におすすめする3つの設定について説明しました。