爪には、体の状態や生活習慣が現れることがあります。
でも、毎日目にしているのに意外と変化に気づきにくいものです。
大きな異常がなければ、まずは「知っておく」ことが大切。
爪だけで断定することはできませんが、可能性に気づくサインがあります。
ここでは、爪に現れやすい代表的なサインとその背景についてまとめています。
縦筋
爪に入る「縦筋」は、多くの人に見られるサイン。
加齢
年齢とともに爪の水分量や弾力が低下し、「しわ」のように縦筋が目立ちやすくなります。
40〜50代以降で増加していくことが多い。
乾燥
頻回の手洗い・アルコール消毒・水仕事・ネイルのオフ剤などで、爪表面の水分と
油分が奪われ、縦筋が強くでやすくなります。
栄養不足・生活習慣の乱れ
過度なダイエットや偏食で、タンパク質・鉄・亜鉛などが不足すると、爪の生成がうまく行かず
たて筋が目立つことがあります。
慢性的なストレスや睡眠不足も、血行不良を招き爪への栄養供給が低下の原因と言われています。
横線
爪に横方向の線や溝が入る場合、一時的に爪の成長が止まったサインと考えられます。
高熱や体調不良
高熱を伴う感染症、手術、入院などで爪母(爪の根本)の成長が一時停止する影響で、
数ヶ月後に横筋として現れることがあります。
強いストレス
精神的・身体的ストレスが爪の栄養補給を阻害し、縦筋を生じさせることも。
栄養不足
亜鉛・鉄欠乏・偏食・ダイエットなどで爪生成に必要な栄養が不足すると横筋の原因になることも。
爪が薄い・柔らかい
爪が以前に比べて薄く感じたり、柔らかくなった場合は以下の要因が考えられます。
・過度なジェルオフ
・乾燥
・鉄分不足により、爪に十分な栄養が不足している可能性。
爪は本来、ある程度の厚みと弾力があります。
薄くなりすぎた爪は外部からの刺激に弱くなります。
ネイル施術では、無理な削りを避ける判断が大切です。
爪が割れやすい・欠けやすい
爪が割れやすい状態は、乾燥やダメージの蓄積が原因になっていることが多いです。
・水仕事が多い
・手指の消毒回数が多い
こうした環境では、爪の水分バランスが崩れやすくなります。
爪の色の変化
健康な爪は、うっすらピンク色をしています。
・白く濁る:爪白癬=水虫の可能性も。
・緑色:緑膿菌感染の可能性。
・黒・茶色のしみ:出血・色素沈着など。
表面がデコボコしている
爪表面のデコボコは、爪が作られる過程で
何らかの影響を受けたサインです。
・体調不良・栄養バランスの乱れ
・外部からのダメージ
成長途中の爪に影響があると、表面にデコボコとして現れることがあります。
爪の形の変化
・反り返る:スプーン爪=鉄欠乏性貧血などの可能性。
・丸く盛り上がる:バチ=心肺疾患などの可能性。
・巻き爪・陥入爪:きつい靴や深爪などが1つの原因と考えられます。
ネイルしていい爪・控えたい爪
ネイルしていい爪
・血色があり、健康的な色味
・爪表面がなめらか(多少の縦筋は問題ない)
・厚みがあり、爪を押しても痛くない
・爪周りの皮膚に異常がない
ネイルを控えたい爪
・かなり薄い、痛みがある
・色が明らかにおかしい(黒・紫・濃い黄色)
・剥離している
・表面が大きく凸凹している
・爪周りに炎症がある
まとめ
爪に現れるサインは体からのメッセージです。
爪の状態を理解することで、安全なネイルケアにつながります。
ネイルをして隠すのではなく、今の爪の状態に合っているかどうかが大切です。




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