ネイル検定でも学ぶ基礎知識|ネイルの歴史と起源

ネイル基礎知識

ネイル検定やネイルスクールでも、技術の前に「歴史」や「背景」を学びます。

それは、ネイルが単なる装飾ではなく、生活や文化と深く結びついてきたものだからです。

語源の起源

ネイルケアの基本用語「マニキュア」は、紀元前8世紀のギリシャ・ローマ時代に遡ります。

ラテン語の「manus」(手)と「cura」(手入れ)が組み合わさり、「マヌス・キュア」として上流階級で爪の手入れを指しました。

これが「manicure」となり、ペディキュアも「pedis」(足)と「cura」(手入れ)から派生しています。

ネイルの起源は古代エジプト

ネイルの起源は、紀元前3000年ごろの古代エジプトにまで遡ります。

当時の壁画やミイラの装飾から、爪に色をつける文化が存在していたことがわかっています。

使用されていたのは植物由来の染料で、色によって身分や立場が区別されていました。

濃い色は王族や貴族、薄い色は一般市民とされ、爪は社会的地位を示す重要な要素だったと考えられています。

この時代のネイルは、美しさだけではなく権威・象徴・魔除けとった意味を持っていたそうです。

日本での爪を染める文化

日本では、古代から爪や手を赤くをめる風習がありました。

主に使われていたのは、紅(べに)・植物由来の染料。

こちらは魔除け・厄除けなどの身を守る意味が強かったとされています。

平安時代になると、貴族の女性を中心に爪を染める文化が広がります。

近代のネイルの始まり

現代のネイルの基礎となる技術は20世紀初頭のアメリカで発展。

自動車用塗料の技術を応用して、爪専用のマニキュアが開発され、一般女性に広がりました。

1970年代のアメリカで「マニキュアリスト」が生まれ、日本では1985年の日本ネイリスト協会設立時に「ネイリスト」という造語が作られました。

日本で「マニキュア」はカラー剤そのものを指すことが多いです。

英語圏で「マニキュア」は手や爪のケア全般を指すことが多く、カラー剤は「ラッカー」「ポリッシュ」「ネイルカラー」を表します。

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